【活動報告】就労移行支援事業所のワークで「人生会議」のお話し(社会生活力)

ご縁があり、大阪市長居にある就労移行支援事業所「フォレスター」で、講師のお仕事をしました。

就労移行支援は、一般企業への就職を目指す障がいのある方を対象に、就職に必要な知識やスキルの向上をサポートする施設です。

事業所を運営されている、お二人がとても素敵な方で、私の体験・経験をぜひお話してほしいと、チャンスをいただきました。森さん、広沢さん、ありがとうございました。

目次

就労移行支援事業所で人生会議講義?どんな内容

ワークの内容

もしもの話しをしよう!〜ACP 人生会議〜

人生会議〜話そう!伝えよう!〜

50分 2コマを担当しました。

みなさんと一緒にテーブルを囲み、話しをしながら、進めていく構成にしています。

各コマでは、ワークを入れて、参加者の考えを共有しています。

1コマ目「自分の想いが伝えられなくなる時ってどんな時?」

2コマ目「自分の好き・推しのストーリーを伝えよう」

ストーリーは「過去」「現在」「未来」のフレームで、自分の好きのストーリーを伝えます。

ただ「ハイキングが好きです」と伝えるより、よりその人らしさを表現することができます。

  • 好きになったきっかけ
  • 今も続けている理由
  • これからの希望・夢

最後は、そのストーリーを発表することで、一緒に活動する仲間とも共有でき、意外な発見にも繋がり、楽しい時間になりました。

人生会議は、思考のプロセスがとても重要です。

特別な医療やケアの専門的なことを学ぶより、自分らしさとは何か?

何が好きで、どんなことに心地よさを感じ、幸せに感じるのか?

自分の好きを伝えること、人生会議でとても大切な力です。

配慮したことはありますか?

就労移行支援事業所に来られる方の背景は様々です。

「死」について考える、ネガティブに捉えられがちなテーマです。しかし、大切なことなので、伝えてほしいとのご依頼もあり、事前に打ち合わせを行いました。

配慮したこと

楽しく学ぶ会であること

心の準備ができていない人は参加を控える

目的は施設担当者から説明「社会生活力」のテーマ

どんな感想でしたか?

みなさんの感想

機会があると、死について話すことができた

人生会議という言葉を初めて知った

自分の代わりに決める人たちのことを考えると、話し合いは大切だと感じた

亡くなった人のことを思い出しながら、自分だったら・・・と考える時間になった

まだ実感はないが、自分もいつか来る日なので、大丈夫と思わず考えていかないといけないと感じた

就労移行支援事業所の活動も、自分の人生を決める時間です。

「自己決定を応援します」というフォレスターの想いのように、私自身も、みなさんの、人生の最終段階の医療・ケアの自己決定を支えられるようなサポートをしていきたいです。

職員さんにも、大変好評をいただきまして、引き続きのご依頼をいただきました。

就労移行支援事業所の利用者様、そして職員の皆様、ありがとうございました。

みんなの師長さんは、想いのある方を応援したいです

今回は、就労移行支援事業所での人生会議のワークショップの活動を紹介させていただきました。

私は、個人で活動をしている看護師です。

自身の事業や活動に想い・熱意を持って活動している方を、応援したいです。

人生の最終段階の医療やケア、縁起でもない話しの場づくり

みんなの師長さんの活動が気になった方は、こちらまで連絡をいただけると嬉しいです。

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この記事を書いた人

「みんなの師長さん」、藪内加奈子です!
介護施設管理職歴15年以上。

本人の望む、その人らしい豊かな最期を迎えてほしい。

高齢者の家族の「想い」と、高齢者の現実「老い・死」
高齢者施設で働く介護医療関係者のジレンマをなくしたい。

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