親が捨ててくれない問題の向き合い方|実家じまいと終活のオンライン相談会を開催しました

目次

■ イベント概要

11月27日(木)、Zoomにて
「親が片付けてくれません。実家じまいどうする?」
というテーマで交流会を開催しました。

参加者は 5名

親がなかなかものを手放せない、
引っ越しを「片付けのチャンス」だと思うのは子どもだけ——
そんな“すれ違い”が浮き彫りになる時間となりました。

夜なので風呂上がりの顔で失礼いたします

■ 親と子どもで異なる「片付けの感覚」

● 子どもの想い:今こそ片付けてほしい

  • 引っ越しの機会に手放してほしい – 実家じまいのことも考えてほしい ● 親の気持ち:簡単には捨てられない – 長年の思い出や安心のために置いている – 加齢により「選ぶ・判断する」が難しくなる

親の思考と子どもの期待には、どうしてもギャップが生まれます。

■ 親の片付けで「やってはいけない関わり方」

❌「使わないなら捨てたら」と言う

一見正論に聞こえますが、「否定」や「圧力」を感じさせます。

❌ 親に聞かず勝手に捨てる

信頼関係が大きく損なわれ、トラブルの原因になります。

高齢になるほど、手放す行為は精神的・認知的により負担が大きくなります。
まずは親の気持ちを尊重し、寄り添う姿勢を大切に。

■ 今こそ「自分自身の片付け」も見直すとき

親の片付けに向き合うとき、
私たちはつい「親のことばかり」心配しがちです。

しかし、今回の交流会を通じて見えてきたのは、

“未来の親”になるのは、私たち自身
という事実。

今のうちから、

自分は何を大切に生きたいか

どんな暮らしを選びたいか

どう手放し、どう残したいか

を考えておくことが、未来の自分と家族の負担を軽くします。

■ 動画アーカイブの視聴方法

今回のイベントのアーカイブは、以下の方法で視聴できます。

● StandFM メンバーシップ(月500円)

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この記事を書いた人

「みんなの師長さん」、藪内加奈子です!
介護施設管理職歴15年以上。

本人の望む、その人らしい豊かな最期を迎えてほしい。

高齢者の家族の「想い」と、高齢者の現実「老い・死」
高齢者施設で働く介護医療関係者のジレンマをなくしたい。

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