【人生会議】2024年10月1日|自治会館でもしものお話し

2024年10月1日(火)東かがわ市の自治会館で人生会議のお話をしてきました。

前回の東かがわ市の講演から、自治会でもお話をしてほしいとの依頼をいただきました。
運営に関わっていただいた、民生委員様、自治会の運営の方に感謝です。

自治会館での比較的少人数の会だったので、交流しながらお話しさせていただきました。

「人生会議をはじめよう」

人生会議について知る
誰かに伝える共有体験をする

今日は、その様子と感想をレポートします。

どんな方が参加されていたか?

地域に住む、終活に興味のある方 参加は14名
年齢 主な年齢層 60代〜70代前後 最高は91歳
人生会議について 全員知らない

家族で人生の最終段階の医療ケアについて話し合ったことはありますか?

人生の最終段階の医療ケアについて話しあったことはありますか?

ほとんどの方は、話し合ったことはありませんでした。

子どもたちに「胃ろうや管などはつけないで」と伝えているという方もいました。

皆さんは、これらの項目について書き残したり、家族で話し合ったりはしていますか?

その時は、家族がええようにしてくれたらいい

確かに考えていても、将来のことはどうなるかわからない。高齢になってくると、日々の自分達の生活のこと、身体のことを考えていくことが中心になります。将来のことまで深く考えて準備することは難しいことかもしれません。

「家族におまかせ」

家族におまかせは、家族に自分の生死やお金についてを決めてもらうことです。

子どもは、親の人生について意思決定することに負担を感じることがあります。

講演を聞いて、やってみようと思ったことは?

みなさまからのお声を少しだけ紹介させてください。

・残った人がいいようにしてほしいと思っていたが、想いを伝えて、責任を緩和できる方がいいと思った。想いを伝えよう。

・できるだけ後悔しないように、日々の生活に目を向けていきたい。

・家族にもう一度伝えてみる。

なかなか考えることも、気が重いテーマですが、皆さんの人生で少しだけでも考えるきっかけになれば幸いです。

もしバナゲームは、少し言葉が難しかったかもしれません

もしバナゲーム(もしものはなし) 余命半年の価値観を共有するゲームです。

カードを取捨選択し、自分の価値観を共有するゲームですが、書かれていた言葉が少し難しかったかもしれません。

今後のワークショップの工夫が必要だなと感じ、反省点もありました。

地域の皆さん同士が、普段話さないことを、ゲームを通じて共有する時間は、なかなか体験できないことではないかなと思います。

終活について、人生会議について知りたい

今回は、東かがわ市の自治会「人生会議をはじめよう」

・人生会議とは何か?
・「伝える」共有体験をする

講演をさせていただきました。

人生会議の啓発ツールや、エンディングノートによくある項目は、実は「あること」をしていないと、生かすことができません。

そのあることとは、「自分の好きなこと・嫌なことを共有しよう」つまり価値観

自分が何を大切にしているのか?
どんな時に幸せを感じてるのか?

エンディングノートによくある質問に対しては、なぜその項目にチェックを入れたのか?思考の経過がとても重要です。

そのために、今からできる行動は、信頼できる人とのコミュニケーション、関わる時間を大切にすること。

医療のこと、介護のこと、難しくてわからないから、終活や、これからの人生のことが考えることが気が重い方は、ぜひ「人生会議をはじめよう」を聞いてみてください。

今からもできる、あなたの行動がきっと見つかります。

講演のお問い合わせ

講演を希望される方は

・お問合せに「人生会議」記入

こちらから連絡させていただきます。

みなさまと、大切なひとの人生の最後まで最幸でありますように

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この記事を書いた人

「みんなの師長さん」、藪内加奈子です!
介護施設管理職歴15年以上。

本人の望む、その人らしい豊かな最期を迎えてほしい。

高齢者の家族の「想い」と、高齢者の現実「老い・死」
高齢者施設で働く介護医療関係者のジレンマをなくしたい。

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