【活動報告】いい看取りの日イベントを開催

今回は「いい看取りの日」イベントの開催報告です。
在宅での看取りについて学び、参加者同士がつながる場となりました。

目次

イベント概要

「いい看取りの日」イベントが無事に終了しました。
今回は、在宅での看取りに関する体験談の共有参加者同士の交流を大きなテーマとして開催し、多くの方にご参加いただきました。
イベント後には、報告ライブも行い、当日の振り返りや感想を共有しました。

イベントのテーマ

このイベントでは、以下の3つを中心に進めました。

1. 在宅での看取りの体験談(講師:訪問看護師 しずくさん)

今回の講演では、訪問看護師であるしずくさんが、在宅での看取りの現場体験を共有してくださいました。

  • 在宅で看取ることのリアルな課題や葛藤
  • 家族との関わりや、看取りの場面で大切にしていること
  • 訪問看護師としての経験を通じた気づき

この講演を通じて、現場の実際を知る貴重な機会となり、参加者にとって多くの学びがありました。
また、現場での具体的な対応や心構えを学ぶことで、看取りについての理解を深めることができたと感じます。

2. 書籍『父、看取る』の出版発表

イベントに合わせて、スミレさんが『父、看取る』を出版し、内容の一部を紹介しました。
この本を通じて、看取りに関する考え方をより深められる機会になったと思います。
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3. 参加者間の交流

看護師やフリーランスなど、様々な立場の人たちがつながり、対話する場をつくることも目的の一つでした。
イベント後には親睦会も開かれ、看護師同士やフリーランスの方々が情報交換をしたり、新しいつながりが生まれる場面もありました。

参加者について

  • 申し込みで23名が参加し、動画のアーカイブも希望者多数
  • 特に看護師の参加が多く、一般の方も含め、多様な立場の人が集まった
  • 交流イベントの常連の方もいれば、SNSを見て初めて参加した方、看護学校の同期など、幅広い方々が集まりました

参加者の感想

  • 病院で、帰りたくても帰れない人たちをたくさんみてきました。
    帰る選択、帰る方法、具体的に進めていく方法をもっともっと、病院、入院中の人たちに知って欲しいです!
    そうすれば、きっとしあわせな人が増えるかなーと思いました
  • 家族の終末期の医療的な希望は聞いていたが、どこで看取られたいのか、誰に連絡して欲しいのかまでは聞けてなかったので、環境面の希望も聞こうと思えました。
    より良い看取りを考えるきっかけになりました。ありがとうございました🙇
  • ついつい、自分の希望や考えをおしつけてしまいそうでしたが、本人の価値観、意思を尊重した決定をしていかなくてはいけないということを改めて感じることが出来てよかったです。
  • 介護職をしていますが、実際の看取りに携わることがないので、知識を深めることができてよかったです。
  • 体験をたくさんされてる看護師さんのお話なので実感があります。見送るほう見送られる家族摩擦ないよう仲良く見送りたいです
  • 参加して良かったです!ACPや在宅介護をより深く知ることが出来ました!
  • あまり考えたくない内容・家族に話しにくい内容ですが、看取る側にも看取られる側にも必要な話し合いだと思いました。面と向かってこの議題について話し合うのは難しくても普段の会話の中からカケラを拾っていきたいと思います。
  • 大切な人との日常のコミュニケーションが大事だと思います。
  • 看取りについて共有すべきことや、在宅での看取りの可能性について、考えを深めることができました。まだまだ知らない選択肢ややるべきことがあることを感じたので、大切な人と話していきたいと思います。

気づき・今後の課題

1. 多様な参加者の交流の促進

今回のイベントでは、看護師、一般の方、SNS経由で参加した方、看護学校の同期など、多様な人々が交流できる場となりました。
今後も、このような「つながりが生まれる場」を大切にしていきたいと思います。

2. 体験談の共有の重要性

しずくさんの話を通じて、看取りの現場でのリアルな声を聞くことの大切さを実感しました。
知識だけではなく、実際の体験を聞くことで、参加者の学びが深まることが分かりました。

3. 書籍出版との連携

『父、看取る』の出版をイベントに組み込むことで、看取りについてより深く考える機会が生まれました。

4. 有料イベントの価値

看取りに関するイベントは無料で開催されることが多い中、有料にも関わらず23名の参加者が集まったのは、イベントの内容に価値を感じてくださった証だと思います。
「知識を得るだけでなく、交流できる場であること」も、魅力の一つになっているようです。

今後の予定

  • 動画アーカイブを申し込まれた方には、後日、動画と資料PDFを送付予定
  • 今後も、看取りについて学び、交流できるイベントを企画していきます

まとめ

今回のイベントを通じて、看取りについて考えることの大切さを改めて実感しました。
また、参加者同士のつながりが生まれる場になったことも、大きな収穫でした。これからも、こうした場を作り続けていきたいと思います!
また次回も、ご報告します。

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この記事を書いた人

「みんなの師長さん」、藪内加奈子です!
介護施設管理職歴15年以上。

本人の望む、その人らしい豊かな最期を迎えてほしい。

高齢者の家族の「想い」と、高齢者の現実「老い・死」
高齢者施設で働く介護医療関係者のジレンマをなくしたい。

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