終活はなぜ途中で止まる?看護師が感じている6つの理由

終活はなぜ途中で止まる?

※この記事では、関連する書籍をご紹介しています。

エンディングノートを書こうとして止まっている人に向けた終活の始め方のイメージ

終活を始めてみたけれど、
途中で止まってしまった。

エンディングノートを買ったけれど、
書き進められていない。

そんな経験はありませんか?

実はこれ、とても自然なことです。

なぜならば、脳がつらいことは考えなくてもいいよと
自分のことを守るために、ブレーキをかけてくれているのです。

看護師として多くの方の人生の終盤に関わる中で、
「終活が止まる理由(エンディングノートが書けない)」には共通点があると感じています。

私も悩んだ1人です。

今回は、その理由を6つの視点から整理してみました。


この記事でわかること

終活が途中で止まってしまう理由
エンディングノートが進まない本当の原因
「進めない=ダメではない」と考えられる視点
今日からできる小さな一歩

目次

① 終活に「順番」を求めてしまう

終活の片付けや医療、家族への伝達などで悩む人のイメージ

終活というと

・エンディングノート
・片付け
・お金
・医療や介護
・お墓
・葬式
・相続・不動産

など、やることがたくさんあります。

そのため

「まずはこれをやって、次にこれ」

と順番を考えてしまいがちです。

でも実際には、終活に決まった順番はありません。

人によって入り口は違います。

順番を決めようとするほど、
動けなくなることがあります。


② 正解を探してしまう

終活が途中で止まる原因(孤独の罠)を示した図解

「これが正しい終活」

そんな答えを探していませんか?

・こうするのが正解
・こう書くべき
・こう決めるべき

そう思うほど、手が止まります。

でも終活には、正解がありません。

あるのはその人なりの選択だけです。


③ エンディングノートを「タスク」にしてしまう

エンディングノートは完成させるものではなく考えるためのものという説明画像

エンディングノートを書くこと自体が目的になってしまうと

・埋めなきゃ
・完成させなきゃ
・全部書かなきゃ

というプレッシャーが生まれます。

でも本来は

書くことが目的ではなく、考えることが目的です。

途中で止まるのは、考えている証拠でもあります。


④ ひとりで考えようとしてしまう

人生会議(ACP)は対話のプロセスが重要であることを示した図

終活は「自分で決めるもの」と思われがちです。

でも実際にはひとりで考えるほど、
不安が大きくなります。

終活は対話のプロセスです。

家族や信頼できる人と話すことで、
自分の考えが見えてくることも多いです。


⑤ 最初に「行動」をしようとする

終活は答えを出さず小さな問いから始めるという考え方の図解

終活というと

・ノートを書く
・片付ける
・手続きをする

など、何か行動しないといけないと思いがちです。

でも本当に最初にやることは自分に問いを持つことです。

例えば

・どんな暮らしがしたい?
・何を大切にしたい?
・何が不安?

こうした問いを持つことが
終活の入り口になります。


⑥ 「決めなきゃ」と思ってしまう

終活は

「決めること」

だと思われがちです。

・延命するかどうか
・どこで過ごすか
・誰に任せるか

でも実際は

一度決めて終わりではありません。

状況や気持ちは変わっていきます。

終活は

考え続けること

揺れていいし、
変わっていい。

それが自然です。


まとめ:止まるのは、悪いことではない

終活が止まる理由は

・順番を求める
・正解を探す
・ひとりで考える
・決めようとする

こうした考え方にあるのかもしれません。

でも

止まるということは

それだけ
ちゃんと考えているということ

でもあります。


最後に

終活は

何かを「終える」ための活動ではなく

今の自分の暮らしや価値観を整えること

だと私は思っています。

もしよかったら

今日ひとつだけ

自分に問いを持ってみませんか?

詳細はnoteリンクから


わたしは「これ」からはじめました!

わたしは、片付けからはじめてみました。
片付けはものと向き合うことで、自分の思考が整理されます。
自分の過去、今、そして未来を、ものを通じて考えるきっかけになりました。

わたしの片付け体験記(笑)

終活についての配信はこちらから

老いをデザインする
まいにち終活

あなたのかかりつけ看護師
かなでした。

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この記事を書いた人

「みんなの師長さん」、藪内加奈子です!
介護施設管理職歴15年以上。

本人の望む、その人らしい豊かな最期を迎えてほしい。

高齢者の家族の「想い」と、高齢者の現実「老い・死」
高齢者施設で働く介護医療関係者のジレンマをなくしたい。

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