50代からの片付けはどこから始める?悩みを対話で整理する「終活片付けイベント」開催レポート

目次

はじめに

12月6日、整理収納アドバイザーの秋山さんと一緒に
「気がかりを“今”から動かす整理のはじめ方」イベントを開催しました。

12月6日、片付けのプロ・なおっちと一緒に、
参加者のみなさんの“気がかり”を拾いながら進める片付けイベントを開催しました。
今回は、セミナーのように一方的に伝える形式ではなく、
悩みを言葉にしていく“対話型”のスタイルでじっくり深めていきました。

参加の方は3名とも、なおっちさんの生徒さん。

皆様、参加ありがとうございました。

今回は「片付け対談形式」で開催しました

今回のイベントは、私(かな)と整理収納アドバイザーのなおっちが
参加者のみなさんの悩みに寄り添いながら進める対話型イベント

片付けでよく聞くこんな声からスタートしました。

  • 「整理収納アドバイザー2級の講座を受けたけれど、やろうと思っても進まない」
  • 「押し入れの中のものを全部出してみたけれど整理しきれず、また戻してしまった」
  • 「仕事のタスク管理ってどうしてる?」

「見えている悩み」の奥には、
その人の生活背景や気持ち、優先順位が必ず隠れています。
今回はそれを、対話を通してひとつずつ丁寧に紐解いていきました。


セミナーではなく「悩みを拾う時間」

今回大切にしたのは、
“教える”のではなく、悩みを整理するお手伝いをすること。

参加者の声に耳を傾けながら、

  • 今つまずいている理由
  • 優先順位が上がらない背景
  • 明日からできる“ひとつの行動”

を一緒に見つけていきました。

セミナーが終わるころには、
「○○をやってみます!」という前向きな言葉が自然と生まれ、
これは“行動につながる対話”だからこそ出てくる反応だなと感じました。

そしてもし、すぐにできなかったとしても大丈夫。
継続的に交流していくことで、気がかりは少しずつ前に進んでいきます。


なおっちは「片付けのプロ」

私は「看護 × 高齢者の生活のプロ」

なおっちは、片付けのプロとして
実践的・現実的な視点から具体策を示してくれます。

私は、

  • 高齢者の生活
  • 介護現場
  • 終活の意思決定
  • 看護の視点

この経験から、「なぜ片付けが必要になるのか?」という
人生全体を見渡した視点でお話しします。

また脳の機能、特徴からも、なぜ高齢になったら片付けができないのか?
なぜ、人は片付けができないのか?の行動についてもお話をさせてもらっています。

さらに、私自身も昔は片付けが“できない側”でした。

でも今は、
片付けが楽しい!
そして最近は、「小掃除」で掃除も楽しめるようになってきました。

これは、
物量が減り、片付けがラクになり、掃除がしやすくなったから。
小さな積み重ねが、未来の自分を本当にラクにしてくれます。


50代は「自分の終活」と「親の介護」が重なる時期

私たち50代前後は、
自分の終活がちらつき始め、親の介護も気になる年頃。

だからこそ、
片付け=未来を軽くするための準備
という意味を持ち始めます。

終活片付けの根本には、こんな現実があります。

「自分が死んだら、全部ゴミになる」

言い方は厳しいけれど、事実です。
どれだけ大事にしてきたモノも、
最後は誰かが後始末をします。

ゴミになるかどうかは、
その時に手を入れる“相手次第”。

だからこそ、
私もなおっちも、
「終わり」から逆算して暮らしを整えるという思考を大事にしています。

それが、終活と片付けの世界です。


次回開催のお知らせ

次回の片付け対話イベントは……

🗓 2026年3月7日(土)開催予定!

詳細は、

  • note
  • インスタ

  • でご案内します。

また、今回のテーマに関連する内容を
note記事でも発信していきます。

片付けに悩む方、
気がかりを前に進めたい方、
終活に興味がある方は、ぜひご参加ください。


おわりに

片付けは「モノを動かす作業」ではなく、
自分の未来を軽くする行動です。

悩みを対話しながら整理していくと、
やるべきこと・やらなくていいことが自然と見えてきます。

次回も、みなさんの気がかりが
少しでも軽くなる時間になりますように🌿

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この記事を書いた人

「みんなの師長さん」、藪内加奈子です!
介護施設管理職歴15年以上。

本人の望む、その人らしい豊かな最期を迎えてほしい。

高齢者の家族の「想い」と、高齢者の現実「老い・死」
高齢者施設で働く介護医療関係者のジレンマをなくしたい。

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