【オンライン】人生会議のオンラインセミナー開催しました

目次

最幸の最後を考える最幸会議for ACP人生会議:初めてのオンラインイベント開催

こんにちは、かなです。

昨日、私のコミュニティ「最高会議」による初めてのオンラインセミナー「最高の最後を考える最高会議forACP人生会議」を開催しました。このイベントの目的や背景、運営の工夫、そして今後の展望について、共有したいと思います。

私は人生会議を、元気なうちに早い段階から知っておいてほしい!

一般の方に向けた、講演や交流会活動をしています。お気軽にお問い合わせください。

イベントのきっかけと背景

「最高会議」という名前は、私のコミュニティの名前でもあります。このコミュニティでは、ハイキングや人生会議を通じて、充実した人生を考える活動を行っています。しかし、最近はハイキングのイベントが中心となり、人生会議に関するイベントが少なくなっていました。そのため、オンラインセミナーを通じて、この重要なテーマについて再び議論する場を設けることにしました。

みんなの知らない人生会議の目的

今回は、グラレコのスミレさんにまとめていただきました。

人生会議について、私は一般の方を対象とした講演や、オフ会をこの活動を始めて約1年が経過します。

・人生会議は、プロセスが大事である。
・人生会議は、価値観の共有が重要です。

そう伝えてきましたが、参加者の方からいただく感想の中には、エンディングノートや人生会議・ACP関連の医療ケアに関することを、家族で話して「決める」ことを目的にした話し合いをされている感想をいただくことが多かったのです。

親と人工呼吸器や胃ろうについて話ができて、親が希望しないことを話してくれました。

きっかけになったことは嬉しいです。でも、これでは本当に決断する時に困ることがある。

中には、こんな感想をいただきました。

実家に帰って、親に人生最期の医療ケアについて話しを聞こうと思いました。でも、話すきっかけがなく、何も話しができなかった・・・。難しいですよね。

考えるきっかけになったことは、嬉しかったのですが、価値観の共有の部分が伝わらず、結果的に参加者の行動に繋げられなかったことが課題でした。

そこで、今回はこの人生会議の「目的」について、丁寧に解説することにしました。

その結果、価値観の共有の部分が今回は伝わったのではないかと思います。最後に参加者の感想を記載しています。ぜひ参考にしてください。

オンラインセミナー集客と運営の工夫

今回のイベントでは、一般募集を行うにあたり、初めてpitexというツールを使用しました。このツールを利用することで、誰でも参加できるわけではなく、少し参加のハードルを設けることができました。

オンラインでの集客(インスタ・𝕏)をする場合、参加者にある程度の心理的安全性を提供することも必要です。

結果として、質の高い参加者を集めることができました。イベントは無料でしたが、参加者に事前に少し手間をかけてもらうことで、真剣な参加者を集めることができました。

イベントの成功と反省点

仲間内のサポートもあり、新規の参加者も含めて、イベントはまず成功と感じられました。参加者は11人から13人程度で、1時間のイベントを通じて、平均して10人以上が参加してくれました。今回のイベントを通じて、集客やイベント運営の課題も見えてきました。pitexでの流入経路のデータを参考にして、今後の活動に活かしていく予定です。

リアクションと安心感

今回はGoogle Meetを使用し、リアクションボタンを活用することで参加者の反応を確認しました。オンラインでのイベントでは参加者の反応が見えにくいため、リアクションボタンが安心感をもたらしました。私は、いつも対面で話しているため、参加者の反応がないと不安になることが多いですが、今回はリアクションボタンのおかげで安心して進行できました。

人生会議:参加者の感想

今回、参加者の方から感想をいただきました。紹介させていただきます。

30代後半女性

人生会議の大切さと、周知の必要性を強く感じています、今回のかなさんの話がとてもわかりやすかったので、引き続きSNSを通じて勉強を続けていきたいと思います。今日はありがとうございました。

40代後半男性

誰もが必ず迎える人生の終わりのこと、避けては通れないからこそ大切な人たちとしっかり話をすることが大事なことだな〜ってセミナーを通じて感じました。

60代後半女性

そろそろ介護が必要になってきた両親がいるけれど、これからのことが心配。看取り、延命治療など聞いたことがあるけれど、実際何をどんな風に決めていけばいいのかわからない。そんな方におすすめのセミナーでした。

30代後半女性

これを機会に自分の価値観を家族や中のいい人に話していこうと思いました。そして自分が話せば相手も話しやすいと思うので、相手の価値観も聞いておこうと思います。

30代後半女性

人生会議はエンディングノートを書くようなものと思っていましたが、その前のプロセスとその共有が大事んだということがわかりました。人生の最期へのプロセスをイメージしやすいハイキングに例えてもらったのが、すごくわかりやすかったです。
またかなさんの豊富な経験からのエピソードからの気づきが大きく、しっかり考えておかないとなと意識が変わりました、できることから始めたいと思います。

今後の展望

将来的には、他の介護や看護の専門家とコラボレーションし、オンライン・オフラインのイベントを開催したいと考えています。私の体験だけでなく、他の方の貴重な体験も共有する場を作りたいと思っています。

人生会議を元気な人に届けたい!私のコミュニティーはハイキング✖️人生会議。ハイキングを通じて、人生会議や価値観の共有を進める計画です。また人生会議を深めるコンテンツ作成も少しずつ進めていきたいと思います。

昨日のイベントは、私たちにとって大きな一歩となりました。今後も続けていくことで、より多くの人々にとって有益な場を提供できるよう努めていきます。

参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。また次回のイベントでお会いしましょう!

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この記事を書いた人

「みんなの師長さん」、藪内加奈子です!
介護施設管理職歴15年以上。

本人の望む、その人らしい豊かな最期を迎えてほしい。

高齢者の家族の「想い」と、高齢者の現実「老い・死」
高齢者施設で働く介護医療関係者のジレンマをなくしたい。

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